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こんにちは、技術ブログ編集長の和田です。
今回は、「社内のエンジニアに自信のキャリアや仕事への取り組み方などについてインタビュー」シリーズの第3回目の記事になります。
前回は、N2i のテックリードであるエンジニア 杉浦さんにお話を伺いました。まだ、読まれてない方はぜひご覧下さい🙏
今回は筆者が日頃からお世話になっているシニアエンジニアの田中さんにお話を伺いたいと思います。
これまでの経歴
-- まずは田中さんの経歴について質問をさせてください。田中さんは N2i で働かれるまでに建築業界や音楽業界などいろんな業界で働かれていた経験があるそうですね。エンジニアになろうと思ったのはなぜでしょうか?
体力的な問題が一番の理由ですね😅
建築も音楽や映像制作も現場作業で、体力が必要とされれます。長期的に働くことを考えると、デスクワークにすることが自分に合っていると思いエンジニアを選びました。
プログラミング自体は幼少期から経験があり得意だったので、そのような背景もあり今の職に至ります。
-- 幼少期からプログラミング ?! 具体的にどんな環境で勉強されたんですか ?
父が当時流行っていた PC8001 というコンピュータを所有していました。
父と一緒に PC8001 を使って BASIC を勉強したのが始まりでしたね。
しばらくして、メールのやり取りができるものだったり、インターネット掲示板などが流行り始めて、Web 系の技術にも触れてきました。
-- すごい... まさしくインターネット黎明期に生きてきたんですね。エンジニアになって良かったと感じることはありますか?
開発の計画や時間の使い方を自分で、決めやすいのはエンジニアになって良かったと感じますね。
建築や映像制作などに比べると、アプリケーションの開発は工夫次第でうまくスケジュールを調整しやすいです。
-- エンジニアとして初めて参加された案件は何だったんですか?
映像制作会社で働いていた時代に、結婚式の余興のシステムを開発したのが仕事としては最初でしたね。
結婚式の参加者が撮影した写真をスクリーン上に写してみんなで共有できるようなものです。
開発していた当初、人工知能が流行り始めたこともあって、撮影した写真に笑顔の人が多ければ高得点として判定されるような仕組みを組み込んだりしました。
田中さん自身について
-- 田中さんの得意なことはなんですか?
初対面で誰とでも話せることですね。趣味が広いことも有り、どんな話題でも話せるのが自分の強みだと思ってます。
-- どうやっていろんな知識を取り入れているんでしょうか?
気になったことはメモして、退勤後や休日に少しの時間だけでも必ず調べるように心がけています。
いろんなニュースについて細かく時間を分けて長期的に触れておくことが、いろんな知識を吸収するコツですかね...
-- 逆に苦手なことはなんですか?
芸術的なセンスが自分には無いと感じています...😭
フロントエンドのデザインなどを作るのは少し苦手かもしれませんね。デザイナーの方たちの「1px でもズレてはいけない」というこだわりは凄いと思います。
こういった感性だったり特技がないのがつらいですね...
-- たしかに芸術的な感性って全員がもってるものではないですよね。エンジニアの業務には支障はないと思うんですけど、そのあたりはどうなんでしょう?
言葉が通じない外国の方などに、手ぶらの状態でなにかアピールできるものがほしいと思ってしまうんですよ。
「自分はこんな人なんですよ」と紹介できるような特技ですね。何か一つでもこういった特技があればよかったな~って思います笑
-- 前回の杉浦さんもそうだったように、自分の強みや弱みを把握しているのはシニアエンジニアあるあるなのかもしれないですね。
-- 今回は田中さんにインタビューをさせていただきました。本日はありがとうございました!
今回のインタビューアーは前回インタビューをさせていただいた杉浦さんと岡部さんに担当していただきました。
改めまして田中さん、ありがとうございました!